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紙の原料"リネンパルプ/楮・三椏・雁皮パルプ"

3つ目の"リネンパルプ"は、麻を主原料としたもので繊維が長くて耐久性に優れているために、強度の高い紙を抄くことができます。

たとえばその1つが紙巻たばこに用いられる"ライスペーパー"で、薄くて透明感のある丈夫な紙ですが、実際に手にすると柔らかくて軽く、まるで植物に触れているように感じると言われています。

また、封筒と便箋とを兼ねた航空便箋は料金が世界各国で均一となっているかわりに、厚さ1㎝以内、重さ25g以内と制限があり、両面を使うことから強度が必要となりますが、ここでもリネンパルプが利用されています。

他にも、丈夫で品質も良く、変色もしにくいことから木材パルプなどに混ぜて聖書用の紙の原料に使われることもあります。

4つ目は"楮・三椏・雁皮パルプ"です。

"楮パルプ"の原料である"楮"はクワ科の植物で、リネンパルプなどに比べると紙の美しさは劣りますが、樹皮の繊維を原料としていて丈夫でもあることから長期間保存する必要のある文書や経典、公文書用の紙などに使われてきました。

また栽培しやすく加工も簡単で和紙には欠かせないものとして重宝されてきましたが、洋紙が普及するにつれてあまり使われなくなりました。

"三椏パルプ"は楮パルプや雁皮パルプの代替品でしたが、明治になって紙幣用の紙に三椏パルプが使われてからは注目される存在となりました。

一方"雁皮パルプ"は奈良時代から製紙原料として用いられてきたもので、遣唐使が中国の皇帝に土産として雁皮紙を献上したという記録も残っているようです。

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