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紙の原料"ラグパルプ/リンターパルプ"

紙の原料には"木材パルプ"、"古紙パルプ"、"非木材パルプ"以外にもいろいろあります。

その1つ目は、"ラグパルプ"です。

これは、綿の紡績で出るクズの繊維、いわゆる"木綿のクズ"を再利用してパルプに使ったもので、耐久性が高くて風合いの良い紙を抄くことができます。

(ただ製品になっている状態の通常の木綿は、繊維が長すぎて製紙用には向いていないようです。)

このパルプは、木材パルプ登場するまで欧米では紙の主原料として使われていましたが、15世紀にグーテンベルクが活版印刷技術を発明し、印刷が急速に世界に普及し始めてからは紙の需要も一気に高まって、ラグパルプだけでは需要を満たせなくなってしまいました。

そこで、木材パルプを原料とした製紙方法が開発され、製紙原料は"ラグパルプ"から木材パルプへと移行していきました。

2つ目は、"リンターパルプ"です。
同じ綿花からとれる繊維でも、綿繰機を使って実綿からとった状態の長い繊維は"リント"と呼ばれ、綿の実に着いている短い繊維(リンター)や、綿花の加工途中に出る短い地毛などは"リンター"と呼ばれて区別されていて利用方法も異なります。

リントは紡績されることによって綿製品は医療用の綿、綿糸、ぬいぐるみの中綿などになって行き、繊維の短いリンターは紡績の原料としては利用価値がありませんが、パルプとして紙の原料に利用されます。

ただ、"ラグパルプ"同様に安定した供給が無理なことから、紙の原料として使われる頻度は高くありません。

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