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古紙パルプ100%のライナー

古紙パルプの含有率の高いジュートライナー≪ "D4"、"C5"、"C6" ≫の中でも、一番初めに表記される"D4"はなんとなくぽつんと存在しているようで、目を引きます。

Kライナーがクラフトパルプ100%、Cライナーがクラフトパルプ30%で古紙パルプ70%であるのに対し、これは古紙パルプ100%のライナーで、今では殆ど作られていないようです。

というのも、このタイプはバージンパルプが全く使われていないことから、非常に安く価格設定されていたのですが、一時期古紙価格が異常に高騰した時期があって採算がとれなくなってしまい次第に製造されなくなりました。

一昔前は「古新聞、古雑誌、ぼろ布などがございましたら、トイレットペーパーと交換します~」という文句をスピーカーから流しながらチリ紙交換車がきていたものです。

当時は自治体による回収が行われる"資源ごみの日"というのはなく、新聞や雑誌などの古紙は可燃ごみとして回収されていました。

そして排出された古紙を持ち去る業者も多かったようですが、古紙が一気に下落してごみ同然の価格になったことで次第にチリ紙交換車も減り、古紙は殆ど可燃ごみとして出されるようになると一気に増えた古紙の収集に困り果てた自治体は、新たに資源ごみの日を設けて古紙の回収に本格的に乗り出すことになりました。

その後、中国経済が発展しはじめると古紙の価格は徐々に高騰し始めて異常と思われるような時期もあり、当然のように古紙の持ち去りは頻繁に発生するようになって自治体と回収業者との間での対立はますます激しくなっていきました。

中には裁判沙汰に発展したケースがありますが、結局持ち去りに対しては有罪判決が下されています。

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