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セミケミカルパルプを使った中芯

ところでライナーの種類をよく見てみると、化学パルプで古紙を全く使用しない"クラフトライナー"と、古紙パルプで強度はクラフトライナーよりも弱い"ジュートライナー"の2種類があり、ジュートライナーはさらに古紙を含む割合によって"B級"、"C級"、"D級"に分けられています。

また中芯の種類は160g、180g、180g強化芯、200g強化芯というように表示されていて、(強化芯というのは紙力強化剤などの薬剤で中芯の強度を高めたもので)いずれも頭にアルファベットがついていないことが多いのですが、中芯原紙にも"パルプ芯"と"特芯"の2種類があり、V20からV19、V18、V16、S18、S16、S14、S13、S12と表記されている場合、"V"は薬品で強度を上げた特芯を、"S"はセミケミカルパルプ芯で、いずれも腰の強さを必要とすることから通常は4層の多層抄きとなっています。

中芯の製造には、機械的な手法と化学的な手法とを組み合わせた"セミケミカル法(SCP)"がよく用いられ、"パルプ芯"の場合は殆どセミケミカルパルプが使われていることから"セミ中芯"とよばれることもあり、"特芯"は古紙を主原料としています。

かつて化学パルプ製法によるクラフトパルプが登場するまでは、稲わらを原料とした"黄芯"と呼ばれるものが使われていましたが、クラフトパルプが生産されるようになると"黄芯"は次第に姿を消して"パルプ芯"が主流となり、さらに古紙の利用が進んで技術革新が進むにつれてコスト削減の目的から"特芯"の需要が高まってきました。

最近では、 パルプと古紙の両方を使った"準セミ中芯"と呼ばれるものも作られています。

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