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木材パルプの製造方法-2

次は木材パルプの製造法の2つ目、"化学的な製造法"です。

現在、パルプの製造は殆どこの化学的な製造方法によって行われていて、一部で亜硫酸を使ったサルファイドパルプ(SP)やアルカリ性の薬剤を使ったアルカリパルプ(AP)も製造されてはいますが、その殆どは苛性ソーダを加えて熱処理したクラフトパルプ(KP)となっています。

140℃~190℃に熱した水酸化ナトリウムや硫黄ナトリウム、亜硫酸ナトリウムなどの薬液の中に木材チップを入れて煮溶かすことによって、セルロースを単繊維状のパルプとして取り出すことができるために、の中でパルプの製造に不要なリグニンなどを取り除くことができます。

セルロース同士の接着剤の役割を果たしている"リグニン"は紙の変色や強度低下の原因ともなるものですが、これを100%除去することも可能ですし、機械パルプと違ってアルカリや塩素系の漂白剤を用いて真っ白な状態に漂白することも可能です。

ところが化学パルプを作る際に発生する"悪臭"は、パルプ工場の周辺に悪臭公害をもたらすものとして住民たちを悩ませ続けてきました。

臭いの原因はパルプを製造する過程で使われる化学薬品に含まれる成分で、腐った卵の臭いとか、温泉の硫黄の臭いに似た硫化水素 (H2S)や、キャベツやタマネギが腐ったような臭いのメチルメルカプタン(CH3SH)、それにニンニク臭のような二硫化メチル( CH3SSCH3)ですが、これらの分子は、すべて硫黄原子を含んでいるために悪臭を放つわけです。

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