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木材パルプの製造方法-1

木材パルプの製造法には、"機械的な製造法"、"化学的な製造法"、"両方を組み合わせた製造法"の3つがあり、それぞれの方法で得られたパルプは"機械パルプ"、"化学パルプ"、"セミケミカルパルプ"という名前で呼ばれています。

そこでここでは、まず1つ目の"機械的な製造法"について見てみることにしましょう。

"機械的な製造法"は更に、砥石を使って丸太を水でぬらしながらすりつぶすようにして繊維を取り出す方法と木材チップを水と一緒にリファイナ―という機械に入れて繊維を取り出す方法の2つがあり、前者は "砕木パルプ(GP:ground pulp)"、後者は"リファイナーグラウンドパルプ(RGP:refiner ground pulp)"と呼ばれています。

これらの方法によって得られたパルプの成分は木材とほぼ同じで、セルロース同士をくっつける接着剤の役割を果たしている"リグニン"という成分の含有量が多くて、強度のある紙を抄くことができないうえに、漂白もある程度までしかできないために質の高い紙の原料にすることができません。

また"グリニン"は紫外線によって変色し、機械を使って物理的にセルロースを取りだすのでどうしても繊維が短くなり紙の強度も弱くなるので、用途としても長期保管の必要のない新聞紙や広告用の更紙、週刊誌用の紙程度にしか使うことができません。

その上、砕木作業は電力で動く機械で行われるために、化学的な製造法に比べるとかなりの電力が必要となりますが、化学薬品を使う必要がなかったり、木材チップに含まれる"セルロース"、"ヘミセルロース"、"リグニン"のすべてをパルプにすることができるために、原料から90%の量のパルプを抽出することができ、化学的な製造法に比べるとかなりたくさんの紙が作れるというメリットもあります。

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