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木材チップの輸入

日本は世界でも有数の木材チップ輸入国で、需要の約7割にあたる2600万㎡以上を毎年南米のチリや、オーストラリア、アメリカなど世界18カ国から輸入していますが、これによって生産国の森林破壊が進んでいることが大きな問題となっています。

中でもチリは、1980年ころから日本への木材チップ輸出が急速に拡大して大きな経済発展を遂げましたが、それには原生林の皆伐などという大きな犠牲が払われてきました。

オーストラリアでは伐採された木材の殆どはチップに加工され、その約80%は日本に輸出されています。

この国では原生林の伐採は合法となっているために、長年にわたって日本に輸出されるチップにも多くの原生林が含まれてきましたが、今では原生林の伐採による環境破壊が大きな社会問題にまで発展してきています。

また、木材は石炭や鉄鉱石などに比べるとかさの割に重さが軽いことから運搬には非常に多くのスペースを必要とするため、これらの国々で伐採された木材は現地の工場で製紙用チップに加工されると、木材専用の船で日本に輸送されています。

穀物などの場合は、輸送中に偏ったり流動して荷崩れを起こす可能性があるために船の上部傾斜をつけたトップサイドタンクという海水入りのバランスタンクを設置する必要がありますが、木材の場合はその心配がないために船の倉庫部分を最大限まで広げて積み込むことができます。

そして港に着いた荷物は、船に設置されたクレーンとベルトコンベアを使って専用のトラックに積み込まれて国内の各製紙工場へと運ばれて行きます。

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