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木材チップからパルプを取りだす

つまり木材チップというのは枝や端材といった製材所で廃棄物となったものや、製材用としてはあまり価値のない雑木などが殆どの、いわゆる"木くず"と呼ばれるものですが、見かけは悪くても中の組織はちゃんとした木材ですのでパルプを製造する目的においては"木くず"で充分なのです。

というよりむしろ、チップ状に細かく切り刻まれている方が製造の手間が省けるわけです。

パルプの原料の殆どを担う木材チップは、機械的にすりつぶしたり、化学薬品で煮たり、機械ですりつぶしたものを薬品で煮たりして、出来上がったものはまるでどろどろのお粥のような状態になっています。

そもそも"パルプ(:pulp)"というのは英語で「どろどろしたもの」という意味で、この中には針葉樹であれば2~4mm程度の、広葉樹であれば1mm程度の"セルロース"という繊維が溶けこんでいて、製法によって"砕木パルプ"、"亜硫酸パルプ"、"クラフトパルプ"、"ソーダパルプ"などと呼ばれています。

また、たとえば化学薬品を用いるパルプ化の工程では、これらのチップを薬品と一緒に蒸解釜にいれて煮込んでセルロースという繊維のみを取り出し、さらに繊維を漂白したりごみを取ったりする作業を経て紙の原料であるパルプが作られますが、木材チップの半分はセルロースとセルロースの接着剤の役割をしている"リグニン"という物質で、パルプの製造では"セルロース"のみが必要となるために、結局木材チップの量の半分しか取れないことになります。

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