エコパルプとは
エコパルプとは、塩素を使用せずに漂白を施したパルプのことであり、正式名称を「無塩素漂白パルプ」と言います。
エコパルプという呼び名は、環境汚染が少ないことから名付けられたものです。
パルプは洋紙の原料となるもので、白い洋紙を作る際には漂白が不可欠となります。
しかし、エコパルプは漂白剤としての塩素を使わず、環境に有害な塩素化合物やダイオキシンの排出を抑制し、完成した紙自体にも塩素が含まれません。
エコパルプには「ECF」と「TCF」という種類があります。
まず、ECFはElemental Chlorine Freeの略であり、漂白に塩素は用いないものの、仕上げ剤として塩素元素を含む薬品を使うものです。
そのため、完成品にはごく僅かに塩素化合物が残ります。
もう1つのTCFはTotal Chlorine Freeの略であり、漂白にも仕上げにも一切の塩素を使用しないものです。
もちろん、完成品には塩素が全く含まれません。
なお、ECFもTCFも塩素の代用品として、酸素やオゾン、過酸化水素といった酸素系の漂白剤が使われています。
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