紙の原料(1)
紙の原料となっているのは植物ですが、細かく分類すると「木材」と「非木材植物」があります。
まず、木材については、元々は針葉樹が多く使われていました。
しかし、日本では次第に広葉樹も原料の一部として用いられるようになり、現在では広葉樹の方が主流になっています。
針葉樹の方が広葉樹よりも繊維が太くて長く、強い紙が出来るとメリットがあります。
そのため、紙の中でも特に強度が求められる封筒や紙袋類、飲料紙パック等は今でも針葉樹が主に使われているようです。
一方、コピー用紙に代表される印刷用紙、本や雑誌などに関しては広葉樹が多く用いられています。
なお、木材に分類される物として「輸入木材チップ」が用いられることがあります。
これは、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドといった欧米諸国の他、中国やチリなどから輸入された木材チップであり、国内の木材よりも安価で手に入るのが利点です。
輸入木材チップと言えば、昔は廃材や間伐材、製材カスなどから作られていましたが、最近では紙を作る目的で植林されたユーカリやアカシアを用いて作られた物が増えています。
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